新しく開かれた生命‐宇宙である<新宇宙>は、陽・陰、プラス・マイナスのバラ
ンスのとれた三段階の宇宙で構成されています。
新宇宙の上層には<正しい宇宙>(大元)、純粋・調和な働きの光に満ちた宇宙
(せかい)があり、そこには純粋・調和な神々が住んでいます。何一つ欠けることの
ない、満たされた働きの宇宙です。
着飾ることも、化粧することも、貯めることも……不足・歪みを補うコトも、欲望の不要の世界です。着飾る必要がない、すべてが自然で生(き)のまま、神々は光に満たされてハダカそのものです。
三段階ある新宇宙では、この正しい(働きの)宇宙は、プラス・マイナス、陽・
陰……が融合した、プラスの働きの宇宙を構成しています。
その下の二段階目の宇宙には、プラス・マイナス、陽と陰、善と悪、純粋‐不純……相対する働きの世界<魔的体制宇宙>(魔神宇宙)が用意されています。
そこには魔的神‐魔神が住んでいます。純粋な働きに対して、魔は欲望と言う、濁った・汚れた・欠けた働きを意味します。この世界では、上の完全調和な正しい宇宙の働きに対して、心は不足して・欠けて・汚れた…満たされない感のする世界になっていますので、それを補う必要がます。
魔‐欲望は「こうありたい」との不足の心を満たし、それを補足する働きとなります。創造には、満たされない心が作用することになり、ここでは色々の道具や機械、化粧・衣服・住居…を作ることが必要となります。
純粋‐調和の働きも、生命活動を通して消費すれば減少して濁ってやがて、魔的‐欲望の働きに転じます。ちなみに宇宙を創造する為には、魔的な欲望と言う働きが必要だったようです。
その魔的宇宙には、白魔神の住む白魔神界と、黒魔神の住む黒魔神界があり、各々の世界は、陽・陰、善・悪……すべて、真逆の働きを持った別の世界として、新宇宙では、プラス・マイナスの働きを有した宇宙となります。
更に下の三段階目の宇宙は、<機械体制宇宙>(神機宇宙)と言い、濁った魔的なエネルギーも使い果たした、機械・道具・サイボーグ…等によって運営される世界になっています。
二段階目の魔的宇宙の欲望化した白魔神・黒魔神は、ここでは機械に同化したカミ‐<機械神>として生存する世界を生きることになります。
正しい(働きの)宇宙・魔的体制宇宙・機械体制宇宙の三段階目のこの宇宙は、魔的エネルギーが解体して、マイナス・陰だけのエネルギーで構成されています。
新体制宇宙は、新体制宇宙の<宇宙法則>に則(のっと)って、陽‐陰、プラス・マイナス、バランスよく構成されていて、神々はこの宇宙を、順に巡ってゆくことになります。
新宇宙の神々はこの宇宙を基本(ベース)として、旧体制宇宙の歪み・汚れ・不正を浄化して正してゆくことになります。わしたち人類のミタマも、純化‐向上してゆきますと、旧体制宇宙を抜けてこの新宇宙———機械体制宇宙・魔的体制宇宙・正しい宇宙に参入してゆきます。魔的体制宇宙で、ミタマの自己確立がなり、正しい宇宙で、ミタマのコース課題(第一段階)を卒業することになります。
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